|
カテゴリ
以前の記事
メモ帳
お気に入りブログ
検索
おすすめキーワード(PR)
ファン
|
![]() 鶴屋吉信「御園菊」 もうすぐ9月9日「重陽の節句」。 重陽というと「菊の節句」でもそれは旧暦でのこと。 「重九の節句」ともいいます。 ![]() こなし、白あん 陰陽思想では、奇数は陽の数字。 九は、その陽の数字の頂点にある数字。 だからそれが重なるというのは、陽の気が強すぎるので逆に不吉とされ、それを払うために節句の行事が行なわれていた。 ![]() 鶴屋吉信「嵯峨野」 だから1月7日(人日)、3月3日(上巳)、5月5日(端午)、7月7日(七夕)、9月9日(重陽)は行事をしていた。 人日(じんじつ)って聞きなれない節句でしょ。七種粥を食べることから七草の節句ともいいます。 古来の中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を午(馬)の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていたらしい。7日目を人の日とし、犯罪者に対する刑罰を行なわないことにしていたそうです。 ![]() 黄身しぐれ製、黒こしあん その陽が重なる不吉が後世では、吉祥とする考えに転じ、逆に祝い事となったのだそうです。 吉凶などというのは、自分の考え方一つなのね。 な〜んやでしょ。でもこれは大切な結論かも。 ![]() 鶴屋吉信「月兎」 色々書いてみても、どうも新暦でいうと重陽はピンとこない。 満月は9月15日ぐらいだし。菊も一部でしか咲いてない。 まだ残暑も厳しいしね。 ![]() 上用製、黒こしあん ちなみに旧暦の重陽は、今年は10月7日(火)です。 それならわかるでしょ。 ちなみに10月15日が満月。 お月見は、10月がいいな。 三種の鶴屋吉信の上生菓子。 色合いがかわいいでしょ。 妙に気に入ってしまいました。 ![]() 今日の写真は、毎年恒例の北野天満宮の土用干し。 もうたまりません。 ![]() 最近、身体が梅干しを欲している。 身体が不足しているものが美味しく感じる。 ![]() 梅干しを漬けるまでにはいたりません。 こましな梅干しを買いにデパ地下へ。 高いですよ。梅干し。 私は冷蔵庫に入るか入らないかぐらいのが好きかな。 邪道といわれそうやけど。 ![]() 梅に含まれるクエン酸は人間が食用にする酸の中で、唯一「人体の肉質を溶かす悪作用をしない酸」なんだそうです。 食用のお酢でも、調味料に含まれるリンゴ酸やその他も大なり小なりたんぱく質を溶かし、腐蝕させるそうです。 だからしめ鯖や南蛮づけが成り立つ。 人間の胃には胃酸があります。 この胃酸の正体は塩酸なんだそうです。 胃壁の粘膜がなかったら、この塩酸で自分の胃を消化してしまうらしい。 それが胃潰瘍ね。そやけどヘリコ君(ヘリコバクター・ピロリ菌)なんかはこんな希塩酸のなかでも活動しやはる。すごいやつやね。 ![]() ![]() ![]() また梅干しを見るだけでも唾液がたくさんでますね。 この唾液が健康にいいというのが最近医学でもわかってきたそうです。 たくさん唾液が出ると虫歯予防にもなるらしい。 食べ物が入ると口の中では、細菌が砂糖や炭水化物を分解して作り出す酸で酸性になります。 この酸が歯のエナメル質を溶かします。 その酸性状態を唾液が中和するのです。 ということは今日の写真を見るだけでも口や身体の健康になるかも。 ![]() 今日(17日)は、山鉾巡行、なんとか雨が降らんといいけど。 ![]() さて、これは「放下鉾のちまき」。 御札ですから、もちろん中身は入っていません(残念)。 マークがミッキーみたいでしょ。こちらの方が古いです。 平安時代からあるんですからね。 洲浜とは、海岸に面した浜辺にできる島形洲(三角州)のこと。 また洲浜は、中国の蓬莱山を真似て平安時代から祝賀の席に設けられた調度品(洲浜台)という意味もあります。江戸時代には婚礼の飾りものとして用いられました。このことから縁起がよい形なんです。 ![]() ↑植村義次「洲濱(すはま)」 洲濱は古くからあるお菓子。大豆の粉と水あめでつくります。ここは、洲濱の専門店。宮中に献上してきたそうです。棒状になっていて切ると切り口が独特な形になる。 ![]() この花は、祇園祭の花「桧扇(ひおうぎ)」。 この花の葉は平安貴族が持つ桧扇に似ていることから名前がついた。 室町界隈では、この花を厄除けとしてお飾りします。 ![]() ↑亀屋良長「巡行」 これはなにかというと鉾の付け根の赤い部分を表しています。 ![]() ![]() ↑赤ようかん、白こし餡 ![]() ↑長久堂「遠囃し(とおはやし)」 これはきっと山鉾に乗る稚児の袖を表しているのかな。 ![]() ![]() 外郎、備中餡、山芋、卵白 ![]() こういう白っぽい蓮もいいものですね。 かすかにピンクが清楚な感じ。 仏事っぽいといえばそうともいえますが。 ![]() ![]() 蓮の花は、以前にも書きましたがレンゲ(蓮花)と呼びます。 わらべ歌の「ひらいたひらいた」に出てくるレンゲの花は蓮のこと。 「ひらいた ひらいた なんの花が ひらいた れんげの花が ひらいた ひらいたと 思ったら いつのまにか つぼんだ つぼんだ つぼんだ なんの花が つぼんだ れんげの花が つぼんだ つぼんだと 思ったら いつのまにか ひらいた」 私は、れんげ草やとずっと思もてました。 ![]() ![]() 中華料理でつかう陶製の匙「ちりれんげ」。 これは蓮の花びらが散った時の状態が似ているからそういう名前。 ![]() 京都は宇治にある三室戸寺に行った。 目的の蓮は満開でいっぱいという状態ではなかったけど咲いていました。 本日は、ピンク系を紹介。 本堂の前には、湯船のような水槽?がつくってある。 他に大きな火鉢状の植木鉢(?)もたくさん。 ![]() 池ではないので花の側によれるのが魅力。 また植物園とかではバックの景色がよくないので、この三室戸寺はとてもいいですね。 池なら法金剛院や天龍寺、東寺がいいかな。 ![]() ![]() いつみても蓮の花はいいな〜。 極楽浄土という感じがするもの。 ![]() ![]() 「泥中之蓮(でいちゅうのはす)」という四文字熟語が好き。 どんなに悪い環境(泥)から生えていても、そんな俗世間に染まらず清く生きること。 蓮のように生きたいですね。 泥水が汚ければ汚いほど、きれいな大きな花が咲くらしい。 大きなきれいな花を咲かせたいものです。 ![]() 「一蓮托生(いちれんたくしょう)」というのもある。 死後(浄土で)、同じ蓮の上で暮らすこと。 転じて、仲間がみな、行動や運命を共にすること。 いまは、なにか悪い意味にもとれますね。 そんな事件も多い。 ![]() ![]() みんな「泥中」に染まりすぎですね。 いまの日本をあらわすなら「泥中最中」 みなさん染まらずきれいな花を咲かせましょう。
| ||||