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by chiyokyu
| 2008-05-24 20:50
| 京都の和菓子
ここは、京都の西の方にある蚕ノ社(かいこのやしろ)。 入り口の鳥居は珍しく神明鳥居。 丸太を組み合わせたようなシンプルな形。 鳥居の形は、大きく2種にわかれます。 神名鳥居と明神鳥居。 明神鳥居の方は上に屋根のような状態になっている形です。 予断ですが、鳥居の数え方は、一基、二基・・・と数えます。 蚕ノ社の正式名は、木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)。 通称木島(嶋)神社(このしまじんじゃ)。また、本殿東側に織物の始祖を祀る蚕養(こかい)神社があることから蚕の社(かいこのやしろ)の通称が広く知られている。 なぜ蚕なのかというと、この神社がある嵯峨野一帯はかって朝鮮半島から渡来した秦氏が製陶、養蚕、織物などの技術を持ち込んだ。蚕が祀られているのもそれゆえである。 この左手に見える鳥居の奥に、三柱鳥居があります。 この鳥居は、本来なら「元糺の池」(もとただすのいけ)という池がありその中に三柱鳥居(三ッ鳥居)がある。柱が三本で三正面、上からの形は三角形となっている鳥居は珍しい存在であり京都三鳥居の一つとされている。 キョウトサントリー?別に大山崎にあるんと違いまっせ(笑)。 ・厳島神社(いつくしまじんじゃ)の鳥居/ややこしいね。広島にあるのと違います。京都御苑にあるんです。唐破風鳥居(島木とよぶ鳥居の横木が唐破風造り)で珍しいらしい。 ・北野天満宮の境内末社の伴氏社(ともおじしゃ)の鳥居 貫の部分が柱を貫いていないのが珍しいらしい。それと両方の柱の下が蓮の華状となっている。 ・蚕ノ社の三柱鳥居 真ん中の石組みは宇宙の中心を意味しているらしい。 ここは、「元糺の池」・・・ということは、下鴨神社にもある糺ノ森と関係あるのかも。 この池の説明によると夏の土用の丑の日に水に手足を浸し、穢れをとる。 この足つけ神事いまでもやったはるらしい。 #
by chiyokyu
| 2008-05-22 07:40
| 風景
新暦の5月21日ごろは「小満(しょうまん)」 「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」 緑がだんだん深緑になってきました。 日本の伝統色的読み方は「深緑(ふかみどり)」 深い感じの濃い緑の色をいう。 絵の具にビリジャン(viridian)という透明性のある絵の具がある。 この色も深緑といってよい。 「深緑」は「藍」と「刈安※」で染めた色でこれほど再度の高い色ではない。 ※刈安とは山野に自生するススキに似た植物。これで染めると緑がかった黄色になる。 これに藍をまぜると鮮やかな緑になる。 ウグイスの鳴き声もとても澄んで聞こえる今日この頃。 いい気持ちですね。 塩芳軒「春の野」蓬入羽二重、粒あん 季節的にはちょっと前のお菓子です。蓬(よもぎ)の香りがとてもいい。 フワッと口になかでとけていきました。これはすばらしい。 #
by chiyokyu
| 2008-05-21 08:00
| 風景
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by chiyokyu
| 2008-05-19 09:06
| 格言
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by chiyokyu
| 2008-05-18 08:19
| 格言
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